こんな人いませんか?
- 「冬のランニングの服装が分かんない…」
- 「冬のランニングの重ね着の仕方が分かんない…」
- 「冬は走ると徐々に暑くなってくるんだよなー」
こんな人のために、本記事では冬の適切なランニングの服装を上半身と下半身に分けて解説します。
私はランニング歴が11年以上であり、ランニング時の服装については知り尽くしています。
ぜひ、参考にしてください!
冬のランニングの適切な服装 上半身編
まずは、冬のランニングに適切な、上半身の服装について解説します。
半袖Tシャツの上に長袖Tシャツを着る
冬だからといって、中にTシャツを着ない人はいませんか?
冬でも、気温が上昇したり、走ることで体温が上昇し、暑さを感じることはあります。
そんなとき、中にTシャツを着ていなければ、上着を脱いで体温調節ができず、汗びっしょりになってしまいます。
特に冬は、汗びっしょりになると、走り終わった後にいきなり体が冷えてしまいます。
冬に体をいきなり冷やしてしまうと、風邪をひいてしまうリスクが高まります。
私がお勧めするのが、半袖Tシャツの上に長袖Tシャツを着ることです。
こうすることで、暑くなったら長袖Tシャツ、さらに暑くなったら半袖Tシャツと、体温に応じて自由自在に衣服を調節することができます。
Tシャツの素材については、吸湿性と速乾性に優れたポリエステル製が良いです。
さらに寒さが厳しければ、半袖Tシャツと長袖Tシャツの間に長袖のヒートテックを着ることで、暖かさを保てます。
ウインドブレーカーを長袖Tシャツの上に着る
冬は、長袖Tシャツだけでは寒いです。
そのため、Tシャツの上から何か上着を着る必要があります。
よくトレーナーを上から着る人がいますが、トレーナーを着て走ると、汗が蒸発せず、衣服の中に溜まり、走っていても気持ちが悪いです。
そのため、Tシャツの上からは、ウインドブレーカーを着るのがおすすめです。
ウインドブレーカーは、比較的薄めの生地なのにも関わらず、保温性と速乾性の両方に優れています。
さらに、ウインドブレーカーはチャックで着脱するものがほとんどなので、走りながらでも着脱することができます。
極寒ならウォーミングアップはダウンコートを着て行う
外の気温が氷点下近くになってくると、ウインドブレーカーを着ても、寒さを感じます。
そんなときにおすすめなのが、ダウンコートです。
ダウンコートは、厚手で中に羽毛や保温性の高いモコモコとした素材が入っており、大変暖かいです。
しかし、同時に重さもあり、走るペースが上がると、はっきり言って邪魔になります。
したがって、ダウンコートは、ウォーミングアップ時のみ着用するのがおすすめです。
冬のランニングの適切な服装 下半身編
次に、冬のランニングに適切な、下半身の服装について解説します。
冬のランニングにはロングタイツがおすすめ
冬のランニングには、ロングタイツがおすすめです。
ロングタイツは、肌にピッタリとくっついて邪魔にならない上に、伸縮性抜群でランニング動作をサポートする機能もあるからです。
さらに、薄くても保温性がある素材を使っており、冬でも寒さを感じずにランニングを行うことができます。
ロングタイツを選ぶ際は、購入する際に必ず試着し、その場で軽く足踏みをしてみてください。
肌にピッタリとくっつくものであるだけに、サイズが小さければ窮屈に感じ、大きければランニング動作のサポート効果が得られません。
なかなか値段も高いものなので、自分に合ったものを納得して購入されてみてください。
ロングタイツだけが似合わない場合は上から半ズボンを
女性に多いのですが、ロングタイツだけでは、走る格好として、あまり似合わない場合があります。
せっかく走るなら、かっこいい服装で走りたいですよね。
そこで、おすすめなのがロングタイツの上から、半ズボンを履くことです。
半ズボンなので、保温効果はあまりありませんが、見栄えをかなり良くすることができます。
特に、冬のマラソン大会では、この服装をしている人を多く見かけるのでおすすめです。
もちろん、見栄えが気にならない人やロングタイツだけでも似合う人は、半ズボンを上から履かなくても良いです。
極寒ならロングタイツの上からさらに長ズボンを
上半身の場合と同様に、外の気温が氷点下近くともなると、ロングタイツだけでは寒さを感じます。
その場合は、ロングタイツの上から、さらに長ズボンを履くと良いです。
種類についてですが、風や寒さから身を守るウインドブレーカーにしましょう。
上着との色合いが気になる人は、上着と長ズボンがセットで販売されているものを購入すると良いです。
また、長ズボンの場合、上着とは違い、走りながら着脱することができません。
そのため、1度立ち止まって着脱することになります。
そんなとき、長ズボンの裾部分にチャックが付いているものを選ぶと、着脱がスムーズです。
チャックを開けることで裾口が広がり、シューズを履いたままでも着脱することができ、大変便利です。
長ズボンを着脱する際、いちいち靴紐をほどくのは面倒ですもんね。
特に、チャック付きの長ズボンは、大会のスタート前に大活躍します。
着脱がスムーズなので、スタートギリギリまで着ておくことができ、体が冷えるのを防いでくれます。
長ズボンが脱げずに、スタート前に焦ってバタバタしてしまう、なんてこともありません。
冬のランニングの適切な服装 その他
そして、冬のランニングに適切な、その他のグッズを3つ解説します。
1.サングラスで冬の乾燥から目を守る
冬って、空気が乾燥しますよね。
空気の乾燥から目を守るためにも、サングラスは効果的です。
特に冬場に、ドライアイになってしまう人は、ぜひ試してみてください。
しかし、中にはこんな人もいるかと思います。
「サングラスをかけるって、なんか恥ずかしい…」
「サングラスなんかかける人って、だいたい速い人だよねー…」
そんな人は一度、テレビでマラソン大会の中継映像を見てください。
一流選手から市民ランナーまで、競技レベルに問わず、たくさんの人がサングラスを着用していることに気づくはずです。
実は、サングラスの着用は、乾燥から目を保護するだけでなく、日差しを防いだり、集中力を高めたりするなど、ランナーにとってプラスの効果をたくさん持っています。
ただし、サングラスもランニングの際に、ズレてしまうと邪魔になり、ストレスがかかります。
そのため、試着してサイズが合ってるか確認したり、滑り止めなどが付いているものを購入すると良いでしょう。
2.ネックウォーマーで冷気を防ぐ
せっかく上着を着ていても、首元から冷気が入り込んでしまえば、寒さを感じてしまいます。
また、首には太い血管が通っており、冷やすと血流が悪くなり、体の冷えに繋がります。
首元からの冷気や首の露出による寒さを防ぐためにも、ネックウォーマーを着用するのがおすすめです。
ネックウォーマーにも色々な種類がありますが、スポーツ用のものが快適です。
さらに、首の周囲のサイズに合わせて、ゴムで絞れるタイプのものだと、より冷気を入らず、走っていてもブレにくくなります。
ネックウォーマーがあるかないかで、寒さの感じ方に大きな違いが出るので、ぜひ着用されてみてください。
3.手袋で手のかじかみを防ぐ
冬になると、指先や足先が冷えるという人は多いです。
足先は、靴下とシューズで覆われているので大丈夫ですが、指先は何もしなければ、かじかんでしまいます。
指先がかじかんでしまうと、血流が悪くなったり、靴紐を結んだり、ほどいたりができなくなってしまいます。
そこで、手袋を着用することになりますが、手袋の素材選びがポイントです。
普段の生活で着用するような、毛糸の手袋では、汗をかいたときに蒸れ、快適に走ることができません。
そこで、ランニング用の薄手のポリエステルやポリウレタン系の素材の手袋がおすすめです。
これらの素材は、速乾性に優れており、汗をかいても乾きやすいです。
また、サイズ感もランニングの快適さに繋がるので、しっかりと試着してから購入しましょう。
さらに、スマートフォンなどのタブレット端末を持ち運んで走る人には、タッチパネルに対応した手袋を選ぶと良いです。
タッチパネルに対応していれば、手袋を脱がなくてもタブレット端末を操作できるので便利です。
もし、走っている最中に暑くなって、手袋を脱ぎたくなれば、ポケットに入れたり、ズボンの間に挟んだりすれば大丈夫です。
まとめ
この記事では、冬のランニングに適切な服装を解説しました。
上半身は、半袖Tシャツの上に長袖Tシャツ、その上にウインドブレーカー、さらに寒ければ、上からダウンコートという具合でした。
下半身は、ロングタイツの上に、人によって半袖ズボン、さらに寒ければ、上から長ズボンという具合でした。
さらに、サングラスやネックウォーマー、手袋といったミニグッズも、冬のランニングには効果的でした。
また、快適に走るためは、「何を着るか」だけではなく、「素材」や「機能性」、「サイズ」、「デザイン」にもこだわる必要がありました。
ランニングって、ただ走るだけのように思われますが、意外と細かいところにこだわりがあったりと、結構奥が深いスポーツです。
この記事を読み、冬のランニングの適切な服装を理解し、寒さにも負けないランニングライフを送ってくだされば幸いです。
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