今回は、ランナーの私が、「聞かれて一瞬戸惑う質問ベスト8」というものをまとめてみました。
ランナーの考えをランナーではない人に詳しく説明するのは、とても難しいです。
詳しく説明しようとすると長くなります。
そもそも、質問する人は詳しい答えを求めていないかもしれません。
しかし、誤解してほしくはないなあと思い、暇なときにどう答えるか考えたりもしています。
ランキング形式になっていますが、正直適当です。
ただ、トップ3は確実にこれだと感じました。
気になるランキングは、以下の通りです。
- 第8位 「走ったら痩せる?」
- 第7位 「走るの楽しい?」
- 第6位 「走るのきついよね?」
- 第5位 「毎日何キロぐらい走ってる?」
- 第4位 「走ってるとき何考えてる?」
- 第3位 「モチベーションを保つ方法は?」
- 第2位 「何のために走ってるの?」
- 第1位 「どうしたら速くなれる?」
では、1つずつ見ていきましょう!
第8位 「走ったら痩せる?」
第8位は、「走ったら痩せる?」という質問です。
世の中では、ランニングをダイエットとして行う人が多いことから、結構聞かれます。
しかし、私自身、元から太らない体質なので、そもそもランニングをダイエットの手段として考えたことがありません。
この質問に対して、「最初は痩せやすいけど、徐々に痩せにくくなってくる。」と答えることが多いです。
走った分だけ痩せてしまえば、マラソンランナーはたちまち骨になってしまいますが、実際そうではありません。
ランニングを続けていると、エネルギー利用の効率がアップし、少ないエネルギーで大きな力を生み出せるようになってきます。
車で言うと、燃費が良くなるっていう感じです。
ただ、体重は減らないとしても、脂肪が落ちて体型は良くなると思ってます。
第7位 「走るの楽しい?」
第7位は、「走るの楽しい?」という質問です。
これが聞かれる頻度が一番多い気がします。
走るの楽しいと言うランナーもいますが、なんかちょっと違うなあと思って考えてみました。
この質問に対して、「楽しいというよりハマるっていう感覚が近いかな。」と答えることが多いです。
確かに、走ってて楽しいときもありますが、最後の方はそんな感情は消え去り、苦しいです。
でも、なぜか走りたくなる、これってゲームとかにハマる感覚に近いと思うんですね。
たまに別に楽しくないのにゲームしてるときってあるじゃないですか??
そんな感じだと思います。(実は私ゲームしません。すいません。)
この質問に関しては、別に記事にしてます。
良かったらどうぞ。
第6位 「走るのきついよね?」
第6位は、「走るのきついよね?」という質問です。
確かに走るのはきつい。
でも、私が表現したいのは走ることはきついだけじゃないということ。
この質問に対して、「確かにきつい。でも、きついばっかりじゃないよ。」と答えることが多いです。
ランニングって、罰ゲームにされることが多い不遇なスポーツです。
何かミスしたら「グラウンド1周!」なんかは典型的なパターンです。
こういう習慣が、
ランニング=罰ゲーム=苦行=きつい
という式を成り立たせてしまっているんだと思います。
もちろん、走ること自体はきついことが多いですが、自己ベスト更新したときや集団で練習するときなどは喜びや楽しさを感じます。
きついだけではやっていけません。
第5位 「毎日何キロぐらい走ってる?」
第6位は、「毎日何キロぐらい走ってる?」という質問です。
質問者は、私が毎日、それも同じ距離を走っていると思っています。
この誤解をどのようにして説明すればいいか一瞬悩みます。
この質問に対して、「日によってまちまちかな。全く走らない日もあれば、フルマラソン走る日もあるし。でも、走る日はだいたい15キロくらい。」
私はそこまで距離を走っていない方ですが、こう答えると「メッチャ走るやん!」という答えが返ってきます。
確かに、走らない人からしたら10km以上走ることは考えられないかもしれません。
ですが、私より練習している人はたくさんいるので、そこはしっかり念押ししてます。
第4位 「走ってるとき何考えてる?」
第4位は、「走ってるとき何考えてる?」という質問です。
ランナーなら誰もが一度は聞かれたことのある質問でしょう。
この質問に対して、「いろいろ。何も考えないときもある。」と答えることが多いです。
ぼかします。正直走っているとき自分でも何を考えてるか分かんないときがあります。
ランナーなら分かりませんか?
走っているとき無心ではないけど、何か考えているわけではない感じ。
もちろん、ランニングフォームや今日・明日の予定、走り終わったら何食べるかなど、考え事をすることはあります。
確かに、ランニングしてるときって結構暇です。
あの男子マラソン日本記録保持者の大迫選手でさえも、走っているとき暇とおっしゃっていました。
しかし、暇だからといって、何か考え事をしなければならないというわけではありません。
意外とボッーとしてる時間も多いです。
だからこそ、返答に困ります。
第3位 「モチベーションを保つ方法は?」
ここからは、いよいよ3位入賞圏内に入ります。
第3位は、「モチベーションを保つ方法は?」という質問です。
私は走るのにモチベーションがいるとか考えたことがありません。
それでも走っているのが、周りの人にとっては不思議なようです。
この質問に対して、「モチベーションというか、もう走ることが習慣化してる。」と答えることが多いです。
もちろん、大会やごほうびをモチベーションにして走るランナーは多くいます。
しかし、私の場合、そのようなモチベーションがなくても、走ることができてしまいます。気がついたら着替えて靴を履いてます。
これがいわゆる、「習慣化」です。
個人的な考えとしては、ランニングを続けるためには、モチベーションを保つ手段を作るのではなく、習慣化してしまったほうがよいと思います。
ご飯とか歯磨きとかする際に、モチベーションなんか気にしないですよね。
また、習慣化するためには、やはり頻度が大切かと思います。
ランニングを初めてすぐは、一気に長い距離を走ってしばらく休むよりも、ほぼ毎日少しでも走ることで、習慣化に繋がると思います。
頻度が少なくなってしまうと、ランニングを行うこと自体を忘れてしまい、なかなか習慣化に繋がりません。
第2位 「何のために走ってる?」
第2位は、「何のために走ってる?」という質問です。
これは難問です。
中には、自己ベストを更新するため、健康維持やダイエットのためなど、きちんとした目的がある人もいます。
しかし、私がいつも考えるのが、目標と目的の違い。
もちろん、私にも大会で自己ベストを更新したいなどの目標はあります。ですが、走ること自体の目的となると、目標とはズれる気がします。
実際、目標が走る目的ならば、その目標を達成した瞬間ランニングをやめることになりますが、私はそうなるとは思えません。
また、健康維持など、継続的な目標を走る目的だと考えると、別にウォーキングでも十分じゃないかと思ったりもします。走らなければならない理由は見つかりません。
この質問に対して、「分からない。」と答えることが多いです。
正直な気持ちです。
こんな質問を受けた後、家で考えてみたこともありましたが、これが答えです。
目標と目的ってビミョーに違いますよね。
分からないと答えた後、「えっー」とか言われることがあるので、その際は目標を答えることにしてます。
第1位 「どうしたら速くなれる?」
いよいよ、第1位です。
ダントツでこの質問でした。
「どうしたら速くなれる?」
この質問に対しては、「人それぞれかな。そもそも自分そんなに速くないよ。」と答えることが多いです。
自分がそんな速くないことを言って、多少逃げます。そして、自分よりとてつもなく速い人の話に転換させます。
しかし、本気で悩んでいる人に言うのは、「速くなれる方法なんてないよ。」と言います。
質問者からしたら相手にしてくれていないような答え方ですが、これが事実だと思います。
下手に正解のような練習方法を教えても、それで伸びなければ質問者はますます悩みます。
少し厳しい言い方かもしれませんが、こう言った後はしっかり相談に乗ってあげて、1つの練習方法を提案するのではなく、「こういった練習はどう?」とあくまでアドバイスの形にします。
速くなる方法に正解はないと思ってます。
私のブログでは何度も登場しますが、そんな方法があったらみんな速くなってます。
ここで、自分が速くなった練習方法を話してしまうと、それが相手も当てはまるとは限りません。
なので、自分の練習方法を話す際は、「あくまで参考程度に」という言葉を必ず付け加えるようにしています。
まとめ
以上、ランナーである私が聞かれて一瞬戸惑う質問ベスト8の発表でした!
特に正解がない質問というのは、答えづらいです。
そこで考えすぎず、正直に分からないと言うのもいいのかなあと思ってます!
まあ、こうやってちょっとしたマニュアルみたいなものを作っておくのもアリですね。
質問にちゃんと答えられなくても、考え込みすぎず、今まで通りやっていくといいと思います!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
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