あなたは、タイムがなかなか伸びずに悩んでいませんか?
タイムが伸びないと、走っていても楽しくなく、むしろ苦しいばかりですよね。
そこで、本記事ではタイムに伸び悩んだ人にぜひ試してもらいたい方法を、
- 練習量を増やしてみる
- 練習量を減らしてみる
- 練習のテーマを決めてそれに集中してみる
- 過去調子が良かったときのメニューをやってみる
- 新しいメニューを導入してみる
- 貧血の検査を受けてみる
という流れで解説します。
ぜひ、参考にしてみてください!
1.練習量を増やしてみる
1つ目は、練習量を増やしてみることです。
練習を行うことで、体がその練習に慣れてきます。
よって、以前はきつかった運動も、慣れてくれば楽になってきます。
楽になればその分、トレーニング効果も薄くなってきます。
そのため、練習を行ってもなかなか伸びないということが起こりやすくなります。
トレーニングの原則に「漸進性の原則」というものがあります。
これは、負荷をかける場合には、はじめの負荷を少な目にし、徐々に多くしていくという原則です。
こうすることで、体の方も徐々にレベルアップします。
練習量を増やす上で注意するポイントが、「徐々に増やす」ということです。
いきなり練習量を増やしてしまうと、体がそれに対応できず、ケガをしてしまうリスクが高まります。
練習量を徐々に増やして、伸び悩みから解放されるかを試してみましょう!
2.練習量を減らしてみる
2つ目が、練習量を減らしてみるということです。
1つ目の「練習量を増やしてみる」と全く逆の取り組みですが、人によってはこちらの方が効果的な場合もあります。
特に、練習量を減らしてみることによって調子が上がることが多いのが、「頑張りすぎている人」です。
頑張りすぎている人は、必要以上に自分を追い込んでいることが多く、それゆえに疲労が蓄積し、練習でも本番でも良いパフォーマンスを発揮しにくくなります。
ただし、勘違いしてはいけないのが、「練習をサボる」というのとは違うということです。
高強度のトレーニングの回数を減らしたり、ジョグの時間や距離を減らしたりはしますが、全く練習しなければ当然速くはなれません。
あくまでも、疲労が蓄積しないように練習量を落とし、やるときはしっかり追い込むというイメージです。
実際、一流選手でも低強度の練習を多く行っています。
低強度と高強度の練習の配分については、こちらの記事を参考にしてみてください!
参考記事
- 【検証実験あり】ランナーにもおすすめな「Polarizedトレーニング」について解説!
最初は練習量を落とすのは不安かもしれませんが、思い切って落とすことで、再び伸びるきっかけになる可能性もあるので、ぜひ試してみてください!
3.練習のテーマを決めてそれに集中してみる
3つ目が、練習テーマを決めてそれに集中してみることです。
伸び悩んでいるときは、どんな練習をやったらいいのかが分からなくなってしまい、つい練習のテーマがフラフラしがちです。
スピードを鍛えたいのか、持久力を鍛えたいのかがフラフラしていると、結局どっちも身に付かず、伸びないままです。
そんなときは、テーマをはっきりと決めて、それに向かって集中して練習してみましょう!
一気にスピードや持久力、ランニングフォームなど全部伸ばすよりも、スピードならスピード、持久力なら持久力と何を伸ばしたいのかをしっかりと定めて集中して練習を行った方が、効率的に刺激が入り、伸びやすいです。
実際、一流選手のほとんどが、「シーズン分け」というのを行っており、トラックシーズンはスピードを鍛える、ロードシーズンは走り込んで持久力を鍛えるなど、テーマを絞って練習しています。
「二兎を追う者は一兎をも得ず」と言うように、欲張りすぎても効果がイマイチ現れないことが多いので、何か一つに絞ってやってみるのも一つの手です。
テーマを絞ったら、効果が出なくても3ヶ月は続けてみましょう。
トレーニングの効果というものは、すぐに現れるものではなく、時間がたって現れるものです。
せっかく伸びる練習をやっていても、効果が現れないからとすぐにやめてしまっては、とてももったいないです。
3ヶ月続けてみても伸びない場合は、また別の方法を探してみましょう!
4.過去調子が良かったときのめにゅーをやってみる
4つ目が、調子が良かったときのメニューをやってみるということです。
今は調子が悪くても、調子が良かったときってありますよね。
そのとき、どんな練習をしていましたか?
調子が良かったときのメニューをやってみることで、再び調子が良くなることもあります。
そのメニューが自分に合う練習方法のことが多いからです。
そして、調子が良かったときの練習目メニューをやっていると、不思議とまた調子が良くなるんじゃないかというプラスの感情もわき出てきます。
調子が良かったときの練習メニューを覚えておくためにも、練習メニューと調子だけでもノートやスマートフォンのメモなどに書き留めておくと良いです。
5.新しいメニューを導入してみる
5つ目が、新しいメニューを導入してみることです。
今までの練習で伸びないのならば、何か新しいことを導入してみることで、調子が戻る可能性はあります。
新しいことをやるのは、誰だって不安です。
しかし、仮に新しいことをやって成果が出なかったとしても、それはそれで大きな収穫です。
自分に合う練習を見つけることも大事ですが、合わない練習も知ることで、練習メニューを決める一つの目安になります。
ですが、合わないと思った練習も、その練習が直接的な原因ではない(その練習以外の何かに要因がある可能性がある)ことがあるため、「合わない」と決めつけるのは、あまりよくありません。
長い年月をかけ、しっかり見極めることで、どんな練習をしたらよいかは、経験や感覚的につかめてくるものです。
6.貧血の検査を受けてみる
6つ目が、貧血の検査を受けてみるということです。
練習だけでは、どうにでもならない部分というものはあります。
貧血がその大きな一例です。
貧血になれば、少し走っただけでも息切れを起こしてしまい、練習をすればするほど調子が悪くなるという悪循環に陥ってしまいます。
この場合、しっかりと病院で検査をしてもらい、医師から薬を処方してもらったり、アドバイスを受けるなどして対処しましょう。
苦しい時期ですが、しっかり治療に専念して、練習を再開できるようにしましょう。
まとめ
この記事では、タイムが伸び悩んだ人に試してもらいたい方法を6つ紹介しました。
6つ紹介しましたが、人それぞれ練習に対する反応は違うので、どの方法がどんな人に最適というのは、はっきりとは言えません。
大事なのは、「試してみる姿勢」です。
私も伸び悩みを経験し、これからも経験していくことになるとは思いますが、それも自分の成長のためだと思って、しっかりと対応していきます!
この記事を読み、タイムが伸び悩んでいる人の伸び悩み脱出のきっかけになれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
コメント