今回は、ランニングの強度がテーマです。
ランニングの強度を上げる方法として、すぐに思いつくのは、ペースを上げるとか時間を増やすとかだと思います。
しかし、ランニングの強度を決めるのはこれらだけではありません。
同じペースでも、様々な要因で強度が変わってきたりします。
単純に
「ペースを上げればいい」
「長く走ればいい」
と思っている人は見直してみるのもアリです。
今回はこの2つの他にも、
- コースの起伏
- 気象条件
- 空腹状態
の3つを挙げて、強度を高める方法を自分なりに紹介していきます。
1.コースの起伏
1つ目は、コースの起伏です。
当然ですが、同じペースでも平地と上り坂と下り坂では、全然きつさが違いますよね。
ペースや時間は同じでも、アップダウンを走る方がきついです。
上り坂ではペースは落ちる、下り坂ではペースが上がる、当たり前です。
ただこの当たり前を頭に入れずに、ペースや時間だけに目が向くと、強度を高めすぎたりする恐れがあるので、起伏のあるコースを走る際には注意が必要だと思います。
頭に入れてなかったら、上り坂で無理にペースを上げて、下り坂で無理にブレーキをかけてしまうということになりかねません。
同じペースにこだわらないでいいと思います。
2.気象条件
2つ目が、気象条件です。
気温や湿度、雨、風といった条件です。
極端に暑い日や寒い日、雨風が強い日は、ペースが落ちてもきついと感じることが多いです。
なので、視点を変えれば同じペースでも強度の高い練習ができるということになります。
特に夏場においては、暑さに慣れることは、夏場のレースで勝つために大切なことです。
しかし、強度を高めるためにはペースを上げたり、時間を増やすかしかないと思っている人にとって、暑い時間帯にこれらを行うのは困難なので、涼しい時間を選んでしまうと思います。
強度を高めるためには、気象条件も関係してくるということを頭に入れていれば、強度を高めるバリエーションが増えます。
3.空腹状態
3つ目が、空腹状態です。
お腹が空いているということは、体にエネルギーが不足している状態であるので、走るのがきついと感じる人が多いでしょう。
しかし、普段よりきついということは、これも強度を高める手段であることになるのです。
空腹状態でランニングを行えば、少ないエネルギーを効率よく使う力が養われます。
同じペース・時間でも強度や効果を高められるのです。
空腹状態のランニングについては過去にも記事を書いているので、参考にしてください。
以上、ランニングの強度を高める方法はペースを上げたり、時間を増やしたりするだけではないことを述べました。
当たり前のことだと思いますが、以外とペースや時間だけにとらわれている人が多いと思います。
私もついそうなりがちです。
走るって単純なことですが、バリエーションを増やそうと思えば無限大です。
ここがランニングの魅力でもあるのかなあと思っています。
また、単純なトレーニングというのは簡単かもしれませんが、単純ゆえにケガに陥ってしまったり、飽きを招いてしまったりします。
各個人で工夫していきましょう!!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
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