練習の際の設定ペースには迷いますよね?
今回は、練習の際の走るペースについて、ランニング歴12年目の私がアドバイスを行いたいと思います!
始めに補足ですが、陸上の練習には全員に当てはまる練習の正解はありません!
ですので、「こんな方法もあるんだ!」という感じで、読みすすめていただけると嬉しいです!
では、早速いきます!
まずは、いきなり結論から。
それは、「少しきついけど、こなせるぐらいのペースがちょうどいい!」ということです!
理由を挙げます。
まず、少しきついペースにする理由について、負荷をかけなければ速くなることはできないからです!
健康や体力維持のためには、いつもゆったりとしたジョギングでも構いませんが、速くなるのが目的なら、少し今の自分の上をいかなければなりません。
現状維持ではなく、手の届く範囲でレベルアップに挑戦することで負荷がかかり、走力アップに繋がります!
次に、こなせるぐらいのペースにする理由について、無理なペース設定は結局こなせずに終わってしまうからです!
こんな経験ありませんか?
ペース走などの練習で、設定ペースが速すぎて途中で急激にペースダウンしてしまい、後半はジョグくらいのペースになってしまった…
この場合、前半は負荷をかけられていますが、後半はいつものジョグと同じで、負荷はそれほどかかっていません。
さらに、途中までしか設定ペースでいけていないので、設定した距離をある程度のペースで走り切る持久力が養われません。
例えば、8000mペース走の際、4000mまでは設定ペースで走れたものの、そこからペースダウンしてジョグのようなペースになったとします。
これでは、4000mを走れる持久力はつくかもしれませんが、8000mが走れる持久力はつきません!
少しペースを落としてでも、8000mを設定ペースで走り切った方が、8000mを走る持久力は養成されます!
ですが、全ての練習を少しきついけど、こなせるペースにする必要はないと思います!
少しきついということは、終わった後、体には疲労がきます。
疲労の蓄積はケガにつながるので、ジョギングや体に疲労がたまっていると感じたときには、楽なペースでいいと思います!
また、ときにはチャレンジングな設定ペースもアリです!
大会でも、前半突っ込んで後半粘ることで、自己ベストが更新できたランナーはたくさんいます!
チャレンジング過ぎて、練習にならないのはダメですが、前半突っ込んで後半粘る練習をするという目的なら良いでしょう!
以上、走力アップのための設定ペースについてアドバイスさせていただきました!
練習は必ずしも全力でやる必要はありません!
10割で練習して、翌日以降走れなくなるよりも、7~8割くらいの練習をコンスタンスに積んでいった方が、トータルで見れば走力アップにつながると思います!
この点については、こちらの記事でも触れています!
興味のある方はぜひ!
参考記事

今まで、走力アップのためのペース設定に悩んでいた方は、
「少しきついけど、こなせるペース」
を意識して練習してみてください!
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