今回のテーマは、「走行距離のノルマ」についてです。
最近、走行距離をテーマにすることは多いですが、ランナーにとって結構大切な概念だと思います。
中には、1日何キロや月間何キロという目標を立てる人もいるでしょう。
私はそういったノルマは特に決めず、疲労がたまったら休むスタイルでいっています。
今回は、もし走行距離のノルマを決めるとしたらどこにノルマを決めるのがいいか考えてみました。
その結果、1日の走行距離や月間走行距離のノルマを決めるより、週間走行距離のノルマを決めた方が良いという考えに個人的に行き着きました。
今回は、
- 1日の走行距離のノルマを決めるデメリット
- 月間走行距離のノルマを決めるデメリット
- 週間走行距離のノルマを決めるのがおすすめ
という流れで説明します。
1.1日の走行距離のノルマを決めるデメリット
1日の走行距離を決めることは、その日その日のモチベーションに繋がると思います。
しかし、私は以下のようなデメリットがあると感じます。
1つ目が、理論上休めなくなるということです。
1日の走行距離のノルマを決めてしまえば、理論上、最低でもその距離を走らなければならなくなるため、休みがとれません。
ノルマの距離が無理ないのならそれでも構いませんが、少しでも無理があると、体に疲労が蓄積してしまい、パフォーマンスの低下であったり、ケガに繋がったりします。
2つ目が、メリハリのある練習ができなくなることです。
例えば、あなたが1日10km走るノルマを決めたとしましょう。
そうなると気持ち的に10km走ればクリアみたいな感じで、なかなか倍の20kmなどの距離は走らないと思います。
しかし、走らない日があったとしても、倍の20kmを走る日を設けてメリハリをつけた方が、ハーフマラソンやフルマラソンを走りきれる力がつきます。
いつも10kmしか走ってないのに、レースでその倍、4倍の距離を走るのは厳しいです。
2.月間走行距離のノルマを決めるデメリット
多くのランナーが利用しているのがこの月間走行距離でしょう。
月間走行距離のノルマを決めれば、1日の走行距離のノルマを決めるよりも、練習のメリハリは格段につけやすくなります。
しかし、私はこれはちょっと期間が長過ぎるかなあと感じています。
デメリットとしては1つ思い付きました。
それは、月間走行距離のノルマに達成しなさそうだったら無理して走ってしまい、余裕で達成しそうだったら逆に走らなくなってしまうことです。
これは、私にも経験があります。
月間走行距離のノルマを決めていて、達成しなさそうだったから、最後の1週間だけ完全休養日もいれずに無理して走ってしまいました。
計画性がないともいえますが、ちょっと1ヶ月はノルマを決めるスパンとして少し長過ぎる気がします。
そこで私がノルマをあえて決めるなら週間走行距離がいいなあと感じました。
3.週間走行距離ノルマを決めるのがおすすめ
1日の走行距離のノルマを決めればメリハリがなくなり、1ヶ月の走行距離のノルマを決めれば逆にメリハリが大きくなりすぎます。
この中間をとって、週間のノルマを決めればいいんじゃないかと思いました。
これなら、休養日も入れれますし、計画性のなさで終わりの方で大きな調整をしすぎる心配もかなり減ります。
月間走行距離をSNSなどにあげる人は多いですが、週間走行距離にシフトしてもいいんじゃないかなあと思います。
GarminやStravaというアプリを使っていれば、月間走行距離はもちろん、週間走行距離も分かるので、不便とかはありません。
ぜひ、試してみてください!
以上、走行距離のノルマをテーマにいろいろ説明しました。
ノルマってモチベーションを保ったり、目標を達成したりするためにも必要になることが多いですが、使い方を間違えれば逆効果になります。
私はノルマを設定しない派でしたが、気がつくとついつい走りすぎてしまいがちなので、週間走行距離のノルマを少し低めに設定してみようかなあとこの記事を書きながら思いました。
考えをアウトプットすると自分を客観視できるので、とてもいいです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
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