この記事を書いたのは2020年の6月の終わりです。
今月は、量を意識して練習しました。
月間走行距離は450kmを越えました。
ちなみにこの月間走行距離は人生最長です笑笑
来月、800mの大会に出ます!
ここで、
「なんで800mなのに、そんな距離踏んだの?」
と思う人がいると思います。
実は、最近になって中距離にも持久系の能力がパフォーマンスに大きな影響を及ぼすことが分かってきました。
800mでは約60%が有酸素系、約40%が無酸素系のエネルギー供給と有酸素系の能力の方が大きな割合を占めているのです。
それに、私は800m2分切りを目指しています。
800m2分となると、100m平均15秒です。
そんなにスピードは要りません。
てなわけで、持久系に重きを置きました。
距離を踏んでみた感触としては、「悪くない」です。
今月は走行距離を踏むことと脂質代謝の向上を意識したトレーニングを行いました。
どっちの効果が表れているか分かりませんが、確実に調子が上がっています。
月間走行距離を踏んでみての感覚が以下のと織りです。
インターバルがこなせるようになった
意外だと思うかもしれませんが、調子が良くなったのは特にインターバルでした。
前よりも設定タイムが上がってもある程度こなせました。
これは脂質代謝の方が影響していると思いますが、距離を踏むことで必然的に走るペースが遅くなったり、走る時間が長くなったりして脂質が燃焼されやすくなったからだと思います。
それで、バテにくい体になり、インターバルもある程度こなせました。
スピードが落ちた感覚はなし
スピードが落ちた感覚はありません。
走る距離が増えたことで、疲労が過度にたまらないように、ジョグのペースが落ちました。
しかし、スピードトレーニングを適宜入れていたので、スピードが落ちたという感覚はありません。
もしかしたら、最大スピードは落ちているかもしれませんが、ある程度のスピードを維持できる力はむしろ上がっています。
キロ3分ペースが本当に楽になりました。
回復力が早くなった
回復力が本当に早くなりました。
前は、1日20kmも走るとかなり翌日疲労が来ていました。
しかし、1日20km近く走ることが普通になると、疲労を感じなくなります。
慣れはすごいです。
主観的な感覚だけで判断しないように、客観的な指標として心拍変動を利用していますが、それを見ても疲労はたまっていません。
月間900kmとか走る人がいますが、凡人がいきなり真似するとケガをすると思います。
その人たちはもうその距離に慣れているからこそ、そのぐらいの距離を踏むことができます。
自分は月間450km走るなんて以前は考えられませんでしたが、結構無理なく達成できました。
どうしても無理矢理距離を稼ぎたい気持ちが出てしまう
しかし、無理矢理距離を稼ぎたいと思う気持ちも芽生えました。
これは、どちらかというとデメリットです。
「あと~kmいったら~kmだ!」
みたいな感じです。
しかし、無理矢理距離を稼ぐことはケガにも繋がります。
幸いケガはしませんでしたが、月間走行距離を増やすことだけを意識してしまうと、ケガになりかねないと思っています。
だから、来月からは脂質代謝を意識し、距離は特段意識しません。
しかし、脂質代謝を意識したスリープローという練習方法は、朝と夕方の2部練となるので、自然と距離は踏まれていくと思います。
この自然とが大事だと思っています。
考察
では、月間走行距離について自分なりに考察しています。
自分は以前は月間走行距離を踏むことに対して、否定的でした。
しかし、今で反省しています。
月間走行距離を踏んだ経験がない癖に、月間走行距離を増やすことを否定していた自分がバカバカしく感じます。
何でもやってみないと分かりません。
やってもないのに先入観から決めつけるのは良くないと感じました。
やってみた上で判断するのが大切だと思っています。
しかし、月間走行距離を意識したトレーニングは止めようと思います。
やっぱり、月間走行距離を意識してしまうと無理することがあり、それがケガに繋がるのが怖いからです。
無理することなく自然と距離を踏んでいきたいと思います。
そして、月間走行距離を増やしたことが今の調子を上げた本当の要因になっているかは分からないので、今後しっかりと見極めていきたいと思います。
また、自分の場合はわりと月間走行距離を増やすことがプラスに働いたかもしれませんが、これは人それぞれだと思います。
練習方法に正解はありません。
でも、月間走行距離を増やしたことがない人はやってみる価値はあると思います。
くれぐれもケガには気を付けてください!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
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