あなたは、マラソンの練習はきついばかりが当たり前だと思っていませんか?
しかし、マラソンの練習は必ずしもきつい練習ばかりとは限らないのです!
その理由を知りたいと思いませんか?
この記事ではマラソンの練習がきついばかりが当たり前ではない理由を、
- マラソンの練習はジョギングがベースだから
- 世界記録保持者も練習強度を8割にセーブするから
- きつい練習は疲労や怪我を招きやすいから
という流れで解説していきます!
私は、ランニング歴11年でマラソンの練習にも取り組んでいます!
ぜひ、参考にして見てください!
1.マラソンの練習はジョギングがベースだから
1つ目の理由が、マラソンの練習はジョギングがベースだからです。
マラソンは42.195kmも走らなければならないため、スピードはそれほど必要とされません。
市民ランナーの目標のひとつである、サブ3.5のペースでも1キロ4分58秒ペースです。
このペースであれば、誰もが走れるペースであると思います。
なので、全力のきついランニングの練習はほとんど必要ありません。
大事なのはマラソンを完走できる持久力です。
その持久力のベースをつくるのがジョギングです。
ジョギングをすることで、体がランニングに適するようになります。
心肺機能が高まったり、毛細血管の数が増えたりと、体にも様々な変化が起こります。
ジョギングをベースの練習にして、持久力を徐々につけていくことが、マラソンを完走する秘訣です。
以下の記事を見れば、ジョギングなどの低強度のトレーニングがいかにベースとなるトレーニングだということを分かっていただけると思います!
また、ジョギングの効果については、以下の記事で詳しく解説しています。
ぜひ、参考にしてください!
2.世界記録保持者も練習強度を8割にセーブする
あなたは、現在のマラソン男子の世界記録を知っていますか?
現在のマラソン男子世界記録は、ケニアのエリウド・キプチョゲ選手がマークした、2時間1分39秒となっています。
さらに、エリウド・キプチョゲ選手は非公認ではありますが、マラソンで2時間切りも達成しています!
驚きですよね!
そんなキプチョゲ選手のメニュー、気になりますよね。
トップ選手の練習だということもあって、とてつもなくきつい練習をされているんでしょうか?
実は、キプチョゲ選手も練習は全力では行わず、8割にとどめているそうです。
世界記録保持者も練習強度を8割にとどめているなんて驚きですよね。
それでもキプチョゲ選手は、1週間に200kmほど走るそうですから驚きです!
しかし、キプチョゲ選手は8割程度の練習をストイックに毎日継続されています。
継続することが、マラソンの練習の鍵なんですね。
キプチョゲ選手にはとうてい及びませんが、実は私もジョギングが練習のメインとなっています。
ジョギングって、きつい練習をしているという感覚がないのにも関わらず、速くなる魔法のトレーニングだと実感しています。
色々なトレーニングがありますが、私はジョギングが一番のベースだと思います。
3.きつい練習は疲労や怪我を招きやすいから
3つ目が、きつい練習は疲労や怪我を招きやすいからです。
きつい練習を行えば、当たり前ですが体は疲労します。
疲労が蓄積すれば、回復が追い付かなくなり、怪我をしてしまうリスクが高くなります。
また、怪我をするまでにはいたらない疲労でも、翌日の練習に響くことは多いです。
あなたは、きつい練習を頑張った次の日、全然走れなかったという経験はありませんか?
疲労がたまると怪我をするだけでなく、自律神経の状態が悪くなります。
そのせいで、体が動かなくなるのです。
自律神経の状態によってなぜ、コンディションが悪くなるかは以下の記事で詳しく解説しています。
心拍変動を表す指標は、自律神経の活動度合いを表しており、その数値によってコンディション状態をチェックすることができます。
きつい練習を行った翌日以降に練習ができないのならば、日々の練習をあまりきつくないようにして、コツコツと継続させた方が良いと思いませんか?
また、最近ではジョギングなどの低強度の練習の割合が、競技パフォーマンスに大きな影響を与えることが分かってきています。
まとめ
マラソンの練習はきついのが当たり前だと思っていた人は、この記事を見て考え方が変わりましたか?
この記事を読んで、マラソンの練習を始めようと思った人は多いと思います。
確かに、マラソンはきついスポーツです。
しかし、それをいかに楽に楽しく継続させるかが大事だと思います。
楽しくしていてもタイムが短縮できるなんていいですよね!
お互いに頑張っていきましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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