今回は、私のとても苦い思い出でもあり、今思えばとてもいい思い出である校内持久走大会でドベになった話をします。
私は小学3年生の時、校内持久走大会でドベになりました。
理由は腹痛です。
もともとそこまで足が速い方ではありませんでした。
頑張って校内で1ケタ順位とかです。
でも、本番は違いました。
今でもその光景ははっきりと覚えています。
そして、家にも記録証が残っていました。
そのタイムは…
12分40秒。
3kmではありません。1500mです笑
今思うと持久走大会の進行にも多大なる迷惑をかけてしまいました。
この経験が悔しくて悔しくて知り合いの人からクラブに誘われて陸上を始めました。
その陸上クラブの練習は朝6時から近くの運動公園を30分間走るというもの。
まずは、早寝早起きの練習から入りました。
夜9時に寝て朝5時40分に起きていました。
最初は辛かったですが、徐々に慣れていきました。
練習メニューは早朝かつ小学生だということもあり、ジョグでした。
しかし、私はいつもビルドアップ走をしていました。
小学生なのでついペースを上げていました。
そして、迎えた小学4年生の持久走大会、1位にはなれませんでしたが2位になれました。
1年でドベから2位まで上がったので普通は嬉しいはずですが、そのときは悔しさの方が大きかったです。
でも、タイムは6分8秒で小3のときよりも半分以上タイムを短縮しました。
そして、小学5・6年は1位でした。
ドベと1位を経験しました。
こうして、努力すれば記録が伸びる陸上にどんどんのめり込みました。
しかし、中学・高校時代は記録に伸び悩みました。
それでも、陸上をやめなかったのには別の理由があります。
それは、陸上を通して繋がりができたからです。
すごい先輩や同級生、後輩に出会いました。
そういった人と練習するのが楽しかったり、大会でものすごい走りを見たりして、いつしか「陸上依存症」になりました。
また、ただ走るだけの競技なのに、応援してくださる人や支えてくださる人がいて、期待に応えたいと思うようになりました。
そして、幼少期からあまりしゃべらない性格でしたが、こういった繋がりを通して徐々に徐々にですが、人とコミュニケーションができるようになりました。
ここまで自分を変えてくれた陸上、人々、そして小3の自分にはとても感謝しています。
あのときもしもドベにならなかったら、自分は陸上をしていないかもしれませんし、今の繋がりもないかもしれません。
陸上を通して嬉しい経験、楽しい経験、悔しい経験、悲しい経験などいろいろしましたが、これらは全てこれからの人生に役に立つと信じています。
この記事全体を通して言いたいのは、「その瞬間は最悪だと思えても後から見返してみると最高になることがある」ということです。
最悪が最高になった経験をしたので、最悪なことが起きても一瞬パニックになるかもしれませんが、何とか対処して生きていけそうです。
走るのって基本辛いですから、人生の辛いことも乗り越えられそうです。
今では暇なときは陸上のことを考える陸上バカです。
だからこそ、もし陸上をしてなかったら何してたんだろうと頻繁に思います。
今後も陸上バカでいきますので、よろしくお願いします!
最期まで読んで頂き、ありがとうございました!
コメント