最近調子が上がっています。特にインターバルでです。
そこで、調子が上がった原因を考察してみたい思います。
最近になって変化を加えたのは、走行距離と脂質酸化能力についてです。
それぞれ詳しく見ていきます。
1.月間走行距離
1つ目は、月間走行距離を大きく増やしました。
2月に熊本城マラソンを走って少しケガをしてしまいましたが、それから4月に310km、5月に400km、そして今月の6月は400kmは楽に越える予定で、430kmぐらいいきそうです。
月間走行距離を増やしたことで持久力がアップした実感があります。
スピードを維持できる能力が上がりました。
しかし、やはり月間走行距離を練習の指標にしてしまうと、やはりついつい距離を稼いでしまいます。
もっといけるんじゃないかと思っていまうんですよね。
これだと、最悪の場合ケガをします。
月間走行距離には上限はありませんが、人それぞれに耐えうる量というのがあります。
あと、自分は社会人になっても競技を続けます。
社会人になってから月間走行距離を稼ぐというのは至難の技だと思っています。
大学のうちに頑張って記録を伸ばして、社会人になったら維持という手もありますが、自分は今が速くないので社会人になっても可能性がある限り、記録を伸ばしたいです。
だから、単に月間走行距離を増やすという練習では社会人になって通用しない可能性が高いので、他の方法を模索したいです。
7月は大会もあるので、月間走行距離を減らしてみます。
それでも調子が良かった場合、月間走行距離を減らしても大丈夫なのか、1か月前までに距離を踏んでレース前に減らしたから良かったのかの2パターンの考察ができます。
こういう考察は結構面白いです。
月間走行距離はあくまで速くなる手段にすぎませんので、それが目的化してしまうという短絡的な思考にならないように気を付けます。
理想は月間走行距離を意識せずに自然とある程度の距離を走れていることです。
2.脂質酸化能力
2つ目が、脂質酸化能力の向上を意識した練習を行いました。
脂質酸化能力とは、簡単に言えば体の脂質を上手く使える力のことです。
走るときに使われるエネルギーは主に糖と脂肪です。
糖はからだに少ししか蓄えられないのに対し、脂肪は多く蓄えることができます。
走るスピードが上がると糖が一気に使われます。
この過程で生成される乳酸が溜まりすぎることが疲労の原因です。
乳酸は溜まりすぎれば疲労の原因となりますが、少しずつ溜まる程度であれば、むしろエネルギー物質になるという性質も兼ね備えています。
なので、糖が一気に使われることを防ぎ、脂肪を上手く使えるかが大事になってくるのです。
なので、最近は体の糖が少ない状態、朝食前や昼食を早めに食べて夕方走ったりしています。
また、スピード練習で体の糖を意図的に減らして、その後ロングジョグをすることもあります。
まだ自分はする気になれませんが、「スリープロー」という練習方法があるそうです。
この方法は、夕方に高強度トレーニングを行い、その後の夕食は炭水化物を食べず、その翌日の朝食前に低強度のトレーニングを行います。
この練習法は特に持久系のアスリートに有効で、ある研究では1週間でバイクの10kmのタイムトライアルのタイムがなんと70秒ほど縮まるというドーピング並みの結果でした。
とる炭水化物の量は変えずに夕食に炭水化物を食べないそうです。
かなり勇気がいるので、自分は先程紹介しましたが、これを薄めた形でやっています。
その効果が出ている実感はあるので、続けてみます。
まとめ
以上、最近調子が上がった原因を自分なりに考察してみました。
もしかすると、この2つ以外に要因があるかもしれません。
まずは、来月大会があるので、そこで月間走行距離を減らしてみてどのような変化があるのかを試してみたいと思います!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
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